科学研究費補助金(基盤研究B;海外学術調査)の予算でインドネシア共和国のスマランへ行ってきました(平成22年1月23日〜29日)。この研究は昨年度に引き続き行っているもので、熱帯と亜熱帯に生息する同種の魚の繁殖周期を比較することで、熱帯性魚類の環境利用特性を浮き彫りにしようとするものです。今年度は調査の最終年度です。インドネシアでの調査に加えて現地研究者との共同研究の総括および今後の共同研究の進め方について話をしてきました。それ以外のいくつかのイベントもありました。
沖縄から成田へ飛びました。江阪さんは海外旅行が2回目なのでちょっとはしゃいでいます。 ANA便でシンガポールに向かいます。 インドネシアに向かう飛行機が午後便なので午前中はシンガポールを散策しました。生物を専攻している人にとって必ず拝まなければならない像の前で写真を撮りました。誰か知っていますか?
これもおなじみマーライオンです。沢山の観光客がいましたが、それを押しのけて写真を撮りました。観光がメインではないので、いつもいくところは一緒。再会する度にご無沙汰ですとつぶやいています。 インドネシアスマラン市に到着して夕食を食べました。雨季のど真ん中なので雨が降ったりやんだり。遠くで雷が鳴っています。夕食はサメ料理です。

サメを始めて食べました。インドネシア風に食べると全く臭みが無くおいしかったです。でもどんな魚でも同じ味になってしまうような・・・。

翌日市場調査に出かけました。地盤沈下と満潮が重なり、道路が完全に水浸し。今後ドンドン地盤沈下が進むそうで、周りの家も大変そうです。

市場はいつものように活気がありました。雨季の真ん中なので、海が若干荒れているそうで魚自体の種類は少し少なかったような印象です。 ホテルの一室で、これまで得られたデーターの解析をしています。インドネシア語で書かれているデーターを英語に翻訳してもらい、データーの意味するところを議論しながら解析しています。
夕食には魚料理を食べました。今回の研究対象にしているアイゴ類も結構沢山売られており、大事な資源であることが判ります。 江阪さんたっての願いでドリアンを食べました。最初はおいしそうに食べていましたが、食べているうちにgive upしました。その様子を動画でどうぞ。 学部長と会談した時、卒業式に招待されました。今回の調査を手伝ってくれた学生も卒業します。献身的なサポート有り難う。
全ての卒業生は学部長・副学部長、そして両親と写真をとります。 帰りの飛行機です。今回も時間が短かったけれど結構内容の濃い調査でした。 シンガポールで夕食を撮りました。職員用の食堂が一般に開放されていることを始めてい知りました。竹内君はチャレンジャーでした。
職員食堂はこんな感じ。職員と一般との間で1ドルほどの差はありますが、とっても安い。今度シンガポール空港に行ったら利用します。 江阪さんはシンガポールが寒いそうです。確かに、ちょっと寒かったかもしれないです。 お疲れです。でも協力有り難う。